日本に民生委員制度が創設されて今年で100年になります。

厚労省時代に在籍した課が民生委員法を所管していたことから、何となく、その成り立ちは勉強したことがあり、実母も地元で20年近く民生委員をしていたので、その大変さも少しは知っているつもりでしたが、一昨年から地域支え合い体制づくりに関わらせていただき、改めて、民生委員の仕事の話、ご苦労話を聞き、大変さを知るとともに、その役割の重要性を感じています。

奄美市名瀬下方地区においても、一人の民生委員が担当するのは、下方地区平均で約250世帯、人口は約460人に上ります。また、奄美市名瀬地区では核家族化が進み、近所付き合いも希薄化しており、又、個人情報に対する意識が強くなっているために情報を集めることが困難で、民生委員は難しい対応を強いられています。

こうしたことから、今般、民生委員を補助・補完する体制を構築することが、地域の支え合いには不可欠であると考え、民生委員のサポート体制の整備を行なうことといたしました。

これから、都度都度ご報告いたします。

20170928民生委員サポート体制(朝仁モデル)

民生委員の活動の支援について